矯正のリテーナーはいつまで使えばいいの?期間と注意点 ブログ(記事)|矯正治療ならアップル歯列矯正歯科 自由が丘

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矯正のリテーナーはいつまで使えばいいの?期間と注意点

矯正のリテーナーはいつまで使えばいいの?期間と注意点

「保定って本当に必要?」 「リテーナー(保定装置)はいつまで装着し続ければいいの?」

矯正を検討している方のなかには、このような疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。

歯列矯正が終わっても、きれいな歯並びを維持するためには保定が必要です。

歯列矯正で移動させた歯は不安定な状態です。保定期間中は整った歯並びが安定するよう「リテーナー」を用いて、後戻りを防ぎましょう。

本コラムでは、リテーナーの使用期間の目安や保定期間に注意すべきポイントについて詳しく解説します。


リテーナーの使用期間の目安


リテーナーは矯正治療期間とほぼ同じ程度の期間、装着することが推奨されています。つまり、2年間の矯正治療を受けた場合は、約2年間の保定期間が必要となります。

矯正治療で動かした歯の位置を安定させるための重要な装置であり、装着を怠ると歯が元の位置に戻ってしまう「後戻り」が生じてしまうリスクがあります。

装着時間については、矯正治療直後は1日20時間以上の装着が必要です。食事と歯磨きの時間以外は、基本的に装着していただくことになります。矯正治療直後の時期にリテーナーの装着を怠ると、後戻りが生じるリスクが非常に高くなるため、特に注意が必要です。


2年程度装着し、歯の位置が安定してきたら、歯科医師と相談しながら装着時間を段階的に減らしていきます。ただし、20時間以上の装着というのは、かなり困難な場合も多く、当院では上下前歯の裏側に細いワイヤーを接着することでリテーナーの装着は夜間のみの使用で大丈夫になっています。当院では、その後8年近く装着することをお願いしています。

ただし、個人差があるため、定期的な診察で歯の状態を確認しながら調整することが重要です。


リテーナー装着時の注意点


リテーナーの効果を十分に得るためには、以下のような注意点を守ることが大切です。


装着時間を守る

歯科医師の指示にしたがって装着時間を必ず守りましょう。自己判断で装着時間を短くすると、後戻りのリスクが高まります。特に保定開始直後の数ヶ月間は、指示された装着時間を厳守することが重要です。


リテーナーを清潔に保つ

取り外し可能なタイプのリテーナーは、飲食時は必ず外しましょう。また、専用の洗浄剤や歯ブラシなどを使って清潔に保つことも大切です。汚れたままのリテーナーの装着は、口腔内のトラブルを引き起こす恐れがあります。


無意識に行っている癖を直す

頬杖をつく、舌で歯を前に押し出すなどといった無意識の癖は、矯正治療で改善した歯並びを悪化させる原因になります。また、歯ぎしりや食いしばりは歯並びや噛み合わせだけでなく、あごに負担をかけることにもつながります。歯科医師に相談して、改善を目指しましょう。


当院では、矯正治療後のリテーナーの使用方法について、一人ひとりの患者さまに合わせて丁寧に指導しています。後戻りが心配な方や、保定について不安のある方は、些細なことでもお気軽にご相談ください。


Q1:リテーナーの種類を教えてください。

A1:歯の裏側に取り付けるフィックスタイプ、自分の歯に引っかけるように装着するプレートタイプ、インビザラインのようなマウスピースタイプがあります。歯科医師がその患者にあったリテーナーを選びます。


Q2:リテーナーの装着を怠るとどうなりますか?

A2:長期間装着を怠ると、リテーナーが歯列に合わなくなり、作り直しが必要になるケースがあります。また、歯列の後戻りが起きている場合は、再度矯正治療が検討されることもあります。


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